2018年9月23日日曜日

カナダ見聞録#25~新学期になって~


 こんにちわ。今日、9月23日の最高気温は7℃、最低気温は0℃です。昨日までは最低気温が氷点下を下回ることも多く、ここ数日では暖かめの日になりそうです。
 長かった夏休みも終わり、私もGrade8になりました。新学期が始まったのは3週間ほど前のことですが、ここ一週間ほどでようやく緊張がほどけて、初めに比べると余裕が出てきたようにも感じます。
 新学期になって、変わったこともいくつかありました。

 クラスメイト

 Grade7の時のクラスメイトは、全員で34人もいました。それが、今年になって、22人になりました。そのうち二人は違う学校などから来た転校生で、かなり人数が減っています。しかし、新しいメンバーが急に増えたわけではないので、そんなに環境が大きく変わったわけでもなさそうだと思います。
 二人の転校生のうち一人は女の子でした。そのことは、最近行ったフランス語の授業のグループ活動のおかげで、他の女の子と同じくらいに、仲良くなることができたと思います。
 また、選択授業のクラスメイトは、ガラッと変わりました。
 特に、主に吹奏楽を行う「band」のクラスでは、去年の成績などを見て、2つのクラスの実力がバランスよくなるように、クラス替えが行われました。また、去年よりも人数が減ったので、遠くの楽器の音もよく聞こえて来るようになりました。
 

 担任の先生


 もちろん、ホームルームの先生、各授業の担当の先生も、去年と大きく変わりました。ただ、理科の授業と、選択授業の先生は去年と変わらなかったので、その先生の時は、若干安心して授業を受けることができました。先生が変わると、授業の進め方も大きく変わるので、最初のうちは先生も生徒も、お互いに手探りな状態で進んでいる感じがします。
 今週になって、それぞれの教科でテストがあったりしたので、ようやく私も、授業の雰囲気などに、慣れてきた気がしました。
 

 ロッカー、教室の場所

  カナダやアメリカの学校では、先生が生徒のいる教室へ来てくれるのではなく、生徒が自分で、先生のいる教室へ行って授業を受けるようになっています。 
 ホームルームはありますが、そこに自分のかばんや水筒を置いたりはしません。
 自分の荷物は、廊下にびっしりと並べられたロッカーに入れます。
 体育で使う靴や、お弁当、水筒、寒い日はコートやブーツまで、すべてロッカーに入れています。
 もちろん、その中には教科書やバインダーも入っていて、ロッカーには一つずつ鍵もついています。初めて見たときは、教室の後ろの方にある掃除道具を入れるロッカーのようだと思いました。そんな感じのロッカーが、廊下にびっしりと並んでいます。

 日本の学校では、教科書は使う分だけ机の中にしまったり、机のわきにあるフックにものを掛けたりすることができると思いますが、”自分の教室”が特にない環境では、ロッカーにしか自分のものを置いておくことができる場所はありません。
 ロッカーは、新年度に新しい鍵と一緒に割り当てられます。最初は、ロッカーの場所を間違えたり、鍵がうまく開けられなかったりと、大変です。ロッカーを開けることができなくて、次の授業の荷物が取り出せなく、授業に遅刻することもあります。その他にも、教室の場所もかなり変わったので、間違えて反対の方向に行ったり、教室の場所が分からなくなることもあります。
 ですが最近では、この階段を使った方が近い、こっちから行った方が早く着けそう、などと、考える余裕が出てきました。

 すでに初雪も

 カナダといえば寒いというイメージは、実際に来る前からも、すでに持っていました。
 ですが、今年は寒くなるのが異常に早いからなのか、去年の今頃と、窓から見える景色がまるで違います。
 

 学校のこととは何も関係がないのですが、今年は初雪が9月12日に降りました。
 去年よりも1週間ほど早かったうえに、その次の日には、庭や階段の手すりに、雪が積もっていました。
 雨と雪の中間のようなものが、一日中降っているような日もありました。
 
 今年は、随分と寒くなるのが早いようです。
 10月の頭には家族で旅行する予定もあるので、これから少しでも暖かくなってくれたらいいなと思います。