2017年12月29日金曜日

カナダ見聞録#16~エドモントンのクリスマス~


 少し遅れましたがメリークリスマス!
 エドモントンでも無事、クリスマスを迎えることが出来ました。
 今年のクリスマスは教会などには行かないで、家で家族と過ごしました。
 また、12月26日には、家から30分程のところにある、「Christmas at Bobs」という家に行ってきました。この家は、普段は人が普通に生活している一般家庭です。ですがクリスマスの時期になると、エドモントンのニュースに乗るくらいの、綺麗な家になります。


 家の屋根から歩道の木まで、カラフルなイルミネーションが施されています。
 12年前からこの活動をしているようで、毎年地元の人が集まって、インスタグラムなどに撮影した写真を投稿しています。ハロウィンが終わったころから飾り付けの準備をはじめ、1月の上旬頃に片付けるそうです。
 私は、その家に行って飾りを見てきたのですが、本当にきれいで、準備に相当の苦労がうかがえました。
 そこで、いつものように写真を撮ってきたのですが、今回は以下の動画にまとめてみました。
 http://bit.ly/2C7wC6Y
 このような動画作成は初めてなのでうまく出来ているかは分かりませんが、また機会があれば作ってみたいと思いました。
 
 では、短いですが今回はこれで終わりにします。
 明日の朝5時45分に家を出発し、イエローナイフへ旅行に行ってきます。
 帰ってくるのは年明けなので、2018年にまたお会いしましょう!




 

2017年12月26日火曜日

カナダ見聞録#15 ~冬休みになりました~


 今日の最高気温は-21、最低気温は‐29℃です。
 12月23日から1月8日までが冬休みとなり、12月29日からはオーロラの観光名所として有名な「イエローナイフ」という地域に行ってきます。
 12月22日が学校の最終日だったのですが、正直日本とここまで違うのかと驚かされました。日本では、教室の大掃除をしたり、体育館などで終業式が行われたり、通知表が配られたりすると思います。
 ですが、私の学校では、
 1,2時間目:映画鑑賞
 3,4時間目:9年生による出し物
 5,6時間目:ダンスパーティーまたはゲーム
 
 という時間割で行われました。コスプレなどをしている人も多く、映画鑑賞では、クリスマスの映画として有名な「Elf」などを見ました。クラスにも、初めて見た人はほとんどいないくらい有名な映画でした。
「elf movie」の画像検索結果
先生が英語の字幕をつけてくれたこともあり、私でも友達と一緒に楽しむことが出来ました。
 3,4時間目は、体育館に中学生が集まり、9年生の出し物を見させてもらいました。全員で劇をしたりするのではなく、一人、または2,3人のグループがそれぞれ出し物を用意してくれていました。内容は、歌を歌ったり、ピアノを演奏したり、ダンスを踊ったりと様々でした。詩を朗読したり、バイオリンを演奏している人もいました。
 5,6じかんめは、ダンスパーティーに参加するか、室内でゲームをするかを選ぶことが出来ました。私は、友だちに誘われていたのでダンスパーティーに行くことに。
 どのような格好で参加したら良いのか分かりませんでしたが、黒いシンプルなワンピースを着て、会場の前で待ち合わせました。会場は3,4時間目のときと同じ体育館だったのですが、壁にはたくさんのスポットライトが付けられ、天井にはミラーボールがありました。初めは、みんなの高すぎるテンションについていけなかったのですが、私を楽しませようとしてくれていたのは分かって、嬉しく感じました。

 このようなスケジュールの一日だったので、学活で先生がお話するような時間も無く、通知表さえも配られませんでした。ロッカーの中を整理するのは木曜日にやりましたが、ロッカーには荷物を入れっぱなしにしている人が殆どでした。私は、通知表が配られるのが楽しみだったことはほとんどありませんが、成績が分からないまま前期が終わってしまうのは、少し不安が残ります。また、宿題は何も出ませんでした。クリスマスや「イエローナイフ」への旅行も、存分に楽しんできたいと思います。

2017年12月10日日曜日

カナダ見聞録#14 ~学校に通って思うこと~


 12月9日の最低気温は、0℃、最高気温は7℃です。ここ数日はとても暖かい日が続いています。
 カナダは、とても寒い国、という印象がありますが、もちろん地域によって気候は様々です。カルガリーなどでは、「チヌーク/シヌーク」と呼ばれるフェーン現象が起きることもあるそうです。フェーン現象とは、太平洋からの季節風の影響で、暖かい空気がやってきて、気温が急激に上がることです。現地では、このような現象を「チヌーク/シヌーク」と呼び、数時間のうちに15℃以上も気温が上がることもあるんだそうです。この「チヌーク/シヌーク」という現象がたびたび起こることで、冬の厳しい寒さを和らげてくれるんだそうです。
 私が調べたサイトはこちらです。詳しくはこちらから。
 http://bit.ly/2AMxvAe
 http://bit.ly/2BwMyei

さて、もうすぐ冬休み、街中でも、クリスマスのデコレーションをした店や家が多くなってきました。冬休みが終わると、あっという間に後期になり、7年生ももうすぐで折り返し地点です。今日は、学校に実際に通ってみて思った特徴や出来事を、5つ紹介します。
 ※学校の様子となっているため、写真が一つもない記事になってしまいました。
 読みずらいとは思いますが、ご了承ください。

 1.体育は英語なしでもついていけるけど…

学校の体育も、先週から全員体育館で行うようになりました。今までは、男女が交代で体育館の日、外でやる日が決まっていました。今は、男女合わせておそらく50人以上が体育館に集まって体育をしています。体育館が特別大きいというわけでもないので、床に一人ずつ小さいマットを敷いて、ヨガや筋トレ、柔軟などをしています。
 今の体育で思うことは、この授業はとても、「英語の勉強になる」ということです。
 体育は、基本英語がそんなに上手じゃなくてもついていける授業です。しかし、ヨガは、体育館の電気を消し暗くした状態で、パソコンからの音声や、先生の指示を聞いて、場合によっては目も閉じて行います。そして、指示の通りに足を伸ばしたり、大きく息を吸ったり。「足を肩幅に開く」など、よく使うフレーズは、大体わかるようになってきました。このように、とてもリスニングの力がつく授業だと思います。
 

 2.初めてのクリスマスコンサート

 12月6日に、私たち「Band」のクラスの、クリスマスコンサートがありました。
 7年生だけでなく、8年生と9年生のBandのクラス、9年生の一部が部活のような感覚で参加している、「Jazz band」というクラスが参加しました。

 この学校はとても大きく、選択授業もあるため、同級生の友達は増えやすいと思います。しかし、他学年との交流はほとんどありません。そのため、このコンサートで8,9年生の発表を見れたのは、とてもいい経験になったと思います。当日は、リハーサルが終わってからコンサートが開始するまでの待ち時間に、同じ楽器の人と練習したり、上級生にアドバイスをもらったりしました。
 まだ楽器を持って3か月しかたっていないので、まだまだ改善の余地はあったと思います。ですが、早いうちにステージで演奏したり、上級生の演奏を見たりすることは、とてもいい経験になったと思います。
 

 3.時間割は日本と大きく異なります

 この学校は、月に一度くらいの感覚で、3連休があります。「Public Holiday」や「Teachers Day」 という日があり、大抵は月曜日が休みになります。
 日本の学校は、時間割は曜日ごとに決まっているところがほとんどだと思います。
 ですが、この学校には、曜日は関係なしに、「Day 1」から「Day 5」と、5種類の時間割があり、ローテーションしていきます。なので、月曜日なのに「Day 3」だったりして、はじめのうちは混乱しました。でも、このやり方なら、どの時間割も同じ数ずつやることができます。
 授業は6時間あり、部活もあります。
 一つの授業は52分と、とても微妙で、休み時間は6分~10分。
 教室は科目ごとにすべて違うので、休み時間の廊下はたくさんの生徒で溢れています。
 クラスごとの教室がないため、教室に自分のノートやファイルなどを置いたりはしません。朝の会や帰りの会もなく、学校に登校したらロッカーに荷物を置き、そのまま次の授業の教室へ向かいます。
 昼休みは50分で、お昼ごはんを食べる時間は決まっていません。
 お弁当の人もいれば、学校の店で何かを買う人もいます。体育館には、昼休みになると長机と椅子が用意され、大抵の人はそこで食べます。
 電子レンジもあるので、冷凍のパスタや、カップ麺を持ってくる人もいます。

 4.教科書はすべて置き勉!?

 教科書は、社会、理科、数学の三冊しかありません。ですが、社会の教科書は400ページ以上、数学と理科も300ページ程もあり、ものすごく重たいです。
 また、私が今使っている教科書は、去年の7年生が使ったものを使いまわしているので、教科書に書き込みはできません。
 その上、教科書はこの学校の生徒限定で、電子化もされていて、家で見ることもできます。
 なので、わざわざ教科書をすべて持って帰る必要は、あんまりありません。ほとんどの生徒は、学校に置き勉しています。 
 教科書のほかに、ノートの代わりに使ているバインダーもありますが、テストが近いときや、復習が必要な場合は、中の紙だけを抜き取って持って帰ります。
 私は、教科書のほうが読みやすいし、鞄が極端に軽いと忘れ物をしていそうで不安になるので、今のところは全部持ち帰っています。
 でも、友達には「全部持って帰ってるの!?」とかなり驚かれたし、学年が上になって教科書がさらに重くなると、置き勉をするようになるかもしれません。

 5.母国語でも難しいものは難しい

 みなさんも、一度くらいは、「日本語って難しい!」と思ったことがあると思います。
 私も、漢字の勉強や敬語の種類などを勉強している時に、同じように思ったことがあります。
 それに比べ、英語は、たった23文字のローマ字しか使われず、敬語もありません。
 今までは、「日本語のほうが絶対難しい」という考えを捨てられずにいたのですが、最近になってようやく考えがわかってきました。
 例えば、日本人の私でも、歴史の授業などに出てくる人名や地名の漢字を、なかなか覚えられなくて苦労しました。
 それと同じで、英語が母国語の人でも、歴史の授業で、人名や地名を正しく書けなくて、テストの点数を減点される場合が多くあります。他の授業でも、初めて聞く単語は正しく書けない場合が多いそうです。国語の授業で長文を書くときには、「この漢字ってどう書くんでしたっけ?」と先生に聞くのと同じように、スペリングを聞く生徒だっています。
 どちらが難しいとは言い切れないけど、何事にも大した知識もないのに言い切るのはだめだと、改めて思いました。
 
 その割には、学校のクラスメイトには、「日本人ならどんな漢字でも知っている」と勘違いされてしまったことがあります。その子が持っていたストラップに漢字が書かれていたため、私に聞いてきたのがきっかけでした。
 それから、「すしって漢字でどう書くの?」と聞かれ、「寿司」と答えたら、「じゃあ私の名前は漢字でどう書くの?」と聞かれてしまいました。
 「どんな日本語にも漢字があるわけじゃなくて、外国の人の名前はカタカナで書く場合が多いこと」、「同じ名前で違う漢字の人もいるし、漢字にも意味があるから、意味を考えながらイメージに合った漢字を付けれること」を、何とか説明しました。伝わったかはわからないけど、このことがきっかけで、その子と仲良くなれたと思っています。


まとめ.なんだかんだで学校は楽しい

 私って、ものすごくポジティブな人間なのかなぁと、最近になって思います。大変なことや、できないことがあっても、少しずつできるようになっていこうと、あまり思い詰めていません。また、環境がころころ変わる生活をしている私にとって、一夜漬けで勉強するよりも、新しい環境でも自分から声をかけてみることが、言語を習得する上で大事なことなのかなと思っています。
 同じ国の、同じ学校にいても、これから先、周りの環境が変わるなんてことはたくさんあると思います。
 例えば、今まで各学年1クラスの学校にしか通ったことがない私は、クラス替えがあるだけでも違う国に行くのと同じくらいの変化なのかもしれません。そんな変化があったとき、この学校に来たばかりの時みたく、誰かに声をかけてもらえるのを待つだけでは、まだまだなんだと思います。
 9年生くらいになったら、勉強が追い付かず「学校なんて行きたくない」とか思う日が来るかもしれませんし、友達とうまくいかず、クラスで孤立してしまうかもしれません。
 どうなるにせよ、今私にできるのは、学校生活を精いっぱい楽しむことだと思っています。


2017年11月27日月曜日

カナダ見聞録#13 カナダの学校生活



 今日に最高気温は-2℃、最低気温は-8℃。
 ここ最近、急に寒くなったり暖かくなったりを繰り返しています。
 学校に登校するときはまだ薄暗く、きれいな朝焼けを見ることが出来ます。


 もう11月の終わりに差し掛かってきましたが、12月23日からはもう冬休み。12月6日には「Band」クラスでクリスマスコンサートがあります。

 
 楽しみな行事が待っていますが、やっぱり学校で一番大変なのは、国語や社会などの授業。
 ですが、数学や理科は、慣れてくればそんなに負担ではなくなってきました。

 カナダの学力って…?

 もちろん学校によっても学力は違いますが、数学では、すでに小学5年生くらいで習ったようなことをやっています。数学は、すでに3回テストをしていますが、これなら問題なくついていくことができそうです。理科でも、6年生の頃に習った地層の学習などをしました。その他に、鉱石の種類や、鉱石の硬さを表す単位なども勉強しました。

 カナダならではの勉強方法!
 
 また、新しい単元で、「個体、液体、気体は温度によって体積が変わる」ということも勉強しました。私は4年生のころにすでに習っていましたが、私的にはとても楽しい授業でした。
 例えば、気体と液体の体積が温度によって変わるのを確かめるために、空気と水をそれぞれ入れた風船を用意しました。そして、その風船の円周を測り、その風船を外へ持っていきます。その時の外の気温は、-2℃。「水が凍っちゃったらまた体積も変わってくるのでは?」と思いましたが、問題なく体積の変化を確認できました。ここが寒い国だからこそ、できる実験でした。

               風船の束のイラスト





個体の方は、次の動画を見て学習しました。


 日本でもやった、鉄の輪と鉄の玉を使った実験です。
 初めは輪っかに玉が通らないようになっているのですが、輪を温めると、体積が大きくなって玉が通るようになる…という実験でした。
 動画を見ただけですが、玉が通ったときは、教室のあちこちから「おお~~~!」「わ~~~!」「ひゅ~~~!」と、歓声が上がりました。私たちは7年生といえど、飛び級している人もいるので、10才くらいの人もいます。
 理科の場合、授業についていくのはやっぱり大変ですが、実験や観察も多いし、皆と楽しく授業を受けられるので、結構好きな教科です。
 
 カナダと日本の学力を比較!
 
 日本の学力は、世界でも高い方だと言われていますが、最近興味深い情報を得ることが出来ました。

 2011年に書かれたものですが、「OECD」と呼ばれる国際的な生徒たちの学力を調査したものによると、日本の学力は世界で8位と上昇し、話題になったそうです。
 そしてカナダは、なんと6位なんだそう。特にここ、アルバータ州は、カナダの中でも学力が高い方なんだとか。
 これは知らなかった…。

 カナダのテストについて
 私がカナダの学校で、一番すごいと思うのはテストについてです。カナダは、「多文化主義」と呼ばれるだけあって、色んな国のクラスメイトがいます。そのうちの殆どの人は、英語がペラペラで、友達とも問題なく話しています。ですが、書くのが苦手だったり、英語だけで理科や社会などの難しい単語や内容を理解するのは大変だったりする人もいるそうです。

 そして、そんな人達のために、他の皆とは少し違ったテストを用意してくれます。
 例えば、問題数を少なくしたり、選択問題では選択肢の数を減らしたり、専門用語には、図やイラストを添えてくれたり…などなど。
 このようなテストを、理科では「modified」と呼んでいて、日本語では「変更された、修正された」という意味だそうです。
 黒板を使って答え合わせをするときも、通常のテストの横に、「modified」のテストの答えも用意してくれます。
 私も、最初にやったテストはかなりひどい結果でしたが、この「modified」のテストになってからは、理科や社会でも、70%や80%くらいを取れるようになりました。(この学校では、テストの点数はパーセンテージで表されます。)
 
 カナダは、豊かな自然があったり、メープルシロップが美味しかったりと、その他にもたくさんの魅力があると思います。それは、カナダに一週間しか滞在していないとしても、見つけれる魅力だと思います。ですが、普通、外国に旅行に行ったりして、「教育制度」に関する魅力を見つけることは、殆どないと思います。カナダに来て半年近くが経ち、長い間滞在してみて初めて分かることが、増えてきたと思います。
 これからは、観光などに行くのもいいですが、ここエドモントンに隠れている魅力を、見つけていきたいと思いました。

2017年11月12日日曜日

カナダ見聞録#12~カナダの11月11日~


 今日の最低高温は℃、最低気温は℃です。もうすっかり雪も積もり、ここ数日間で一気に冬へ近づいてきている気がします。
これは、登校時の写真です。


 さて、今日は11月11日、日本ではポッキーの日として有名ですよね。カナダでも、ポッキーを手に入れるのはそれほど難しくはありません。
 でも、カナダは、11月11日にはポッキーの日よりも大事な行事があるんです。
 それは、「Remembrance Day(戦没者追悼記念日/休戦記念日)」です。
 この日は、第一次世界大戦と、第二次世界大戦で亡くなった軍人達を追悼する日です。11月11日午前11時には、ショッピングモールなどで1~2分間の黙祷が行われることもあります。
 とは言え私は、カナダが第一次世界大戦と、第二次世界大戦にどのように関わったかよく分かっていなかったので、簡単にご紹介します。

 第一次世界対戦(1914~1919)

 第一次世界大戦には、カナダは、イギリス帝国の一員として参加しました。6万人もカナダ軍兵士が亡くなったそうです。このことがきっかけとなり、イギリスはカナダに外交権(独立している国家が、他の国と交渉できる権利のこと)を与えました。

 

第二次世界対戦(1939~1945)

第二次世界大戦では、イギリス連邦軍の一員になりました。カナダは、「ノルマンディー上陸作戦」でも活躍しました。この作戦は、1944年6月6日に行われた侵略作戦のことで、200万人近い兵士がドーバー海峡を渡って、フランス・コタンタン半島(当時はドイツに占領されていました)に上陸しました。史上最大規模の上陸作戦だそうです。
赤い印が、ドイツ軍の部隊。兵士、空軍、海軍が工夫して侵略を進めていきました。

 カナダは、第一次、第二次世界大戦で約10万人の兵士が亡くなりました。


 街では、10月末から11月11日にかけて、募金活動が行われます。ショッピングモールでは、募金箱を持った人がいたり、コンビニやレストランにはレジに募金箱が置いてあったりするそうです。
 そして、それらに募金をすると、赤いホピーのバッチがもらえます。
 なぜ赤いポピーかというと、第一次世界大戦で戦った軍人、John McCraeさんの詩、”In Flanders Fields”が由来となっています。

In Flanders fields the poppies blowBetween the crosses, row on row,That mark our place: and in the skyThe larks still bravely singing flyScarce heard amid the guns below.We are the dead: Short days ago,We lived, felt dawn, saw sunset glow,Loved and were loved: and now we lieIn Flanders fields!Take up our quarrel with the foeTo you, from failing hands, we throwThe torch: be yours to hold it highIf ye break faith with us who die,We shall not sleep, though poppies growIn Flanders fields

「In Flanders fields the poppies blow Between the crosses, row on row,」
 激戦区だったフランドル地方には、ポピーが一面に咲いていたという意味です。
 戦争が終わった後、兵士を引退して仕事を無くした人々への生活費などを募るため、その兵士たちの奥さんが赤いポピーのバッチを売ったことがきっかけだそうです。
 今では、医療機関や研究費にも使われています。
 
 しかし、このポピーに「戦争反対」といったの意味は込められいないという理由などから、あえてポピーを付けない人もいます。また、ほとんど見かけませんが、赤いポピーではなく白いポピーを付ける人もいるそうです。
 
 首都のオタワでも、大きなセレモニーがあり、その様子をテレビで見ることができました。

 また、11月8日(11月11日には学校がないから)には、学校でもみんなで体育館集まって動画を見たり、歌を歌ったりしました。
 私は、この日がこんなに特別な日だとは全く知らなかったので、何が起きているのか、初めは全く分かりませんでした。朝、先生に配られた赤いポピーをよく分からないままに胸につけ、その集会に参加しました。
 時間になると、体育館の後ろのドアが開き、9年生の「band」(吹奏楽部のようなクラス)による、楽器の演奏が始まりました。
 そして、カナダの国旗を掲げた9年生と、その後ろに8人くらい、学年はバラバラの生徒たちが行進して入ってきて、ますます何をやるのか分からなくなりました。
 国旗を体育館の正面に置くと、その人たちは席に戻り、各クラスの代表が、赤いポピーで作った花輪を、その国旗の周りに置きました。
 その花輪に、十字架と石碑のようなものが書かれていたので、誰か、偉い方が亡くなったりしたのだと思いました。
 そして、全員で国歌を合唱し、一分ほどの黙祷もしました。
 その後、先ほど紹介した”In Flanders Fields”という詩を小学3年生くらいの生徒たちが朗読し、年齢はバラバラの合唱団がを歌いました。
 また、9年生の「band」(吹奏楽部のようなクラス)が、曲を演奏してくれましたが、曲名はわかりませんでした。
 その時の私に分かったことは、「これは何か大事な行事らしい」ということだけでした。
 それから、今だったら納得がいきますが、学校の先生ではない、大人の女の人が、正面の国旗に向けてトランペットを吹きました。日本ではあまり見られませんが、北米やヨーロッパでは、追悼の時にトランペットを吹く習慣があります。
 最後に、10分ほどの動画を見ました。その動画に、戦争中の様子や、亡くなった兵士のお墓などの写真などが映し出され、やっと、これは戦争についての集会なんだと知ることができました。

 それから、家に帰って、11月11日はポッキーの日以上に大切な日であること、なぜみんな赤いポピーの花を付けていたかなどを知ることができました。
 
 私は今まで、追悼式などに行ったことも無ければ、海外生活が長いためお墓参りに行ったようなことさえも、あまり記憶にありません。
 ですから、他の国と比べることはできませんが、幼稚園生から9年生が参加するこのような集会があるお陰で、文化や歴史をより効果的に、次の世代へ語り続けることができるのかなと思いました。
 それが、よく分からないままに参加した集会で、何となく理解できたことでした。

2017年11月1日水曜日

カナダ見聞録#11

 随分前のことになりますが、10月7日から9日の間、カナダを代表する観光地、「バンフ(Banff)」に行ってきました。エドモントンから南に300km程の所にある、人口約8000人の自然豊かな街です。
バス乗り場から見たカナディアンロッキー。

  
この街は、木造の建物が多いのが印象的でした。



観光地の殆どに、このような形のゴミ箱がありました。環境を守るには、このようなリサイクル習慣が欠かせないですね。




 この町からは、カナディアンロッキーを見ることができたり、バスで数十分の所には有名な湖があったりして、毎年多くの観光客が訪れるそうです。
 私たちは、山の上からきれいな景色を見たり、バスツアーで湖を見学したりしました。
 
 私たちが最初に行ったのは、「サルファー山(Sulphur Mountain)」という山。
標高約700ⅿの山でしたが、天気にも恵まれて、ポカポカするほど暖かかったです。
ゴンドラで10分ほど登ったところに、遊歩道のように長く続いている展望台があります。
 


階段が多く、溶けて水っぽくなった雪に注意が必要でした。



展望台はとても長く続いていて、所々にベンチや掲示板もありました。

時には雪がちらつくこともありましたが、基本は青空が広がっていました。

少し紅葉も残っているところが、この季節でないと見れない景色だったと思います。

次の日、私たちはバスツアーで湖に行きました。見学した湖は、「レイク・ルイーズ湖(Lake Louise)」「モレーン湖(Moraine Lake)」「エメラルドレイク湖(Emerald Lake)」の3つです。
 
最初に行ったのは、「レイク・ルイーズ湖」。
湖の畔には有料の双眼鏡があって、遠くの山などを細かく見ることができます。

観光に来た時間が朝早くて、まだ太陽が登りきっていませんでした。


横から太陽の光が差し込んでいて、綺麗でした。


これは2番目に行った湖、「モレーン湖」。
とした雰囲気があって、個人的には一番好きな湖です。
ずいぶん高いところから見下ろしていますが、そこまで行くのが大変でした。


そしてこれが、最後に行った「エメラルドレイク湖」。
時折、山に霧がかかることもあって綺麗でした。

私が行った湖の中では一番大きく、開放感がありました。ちょっと寒そうですが、カヌーを楽しんでいる人もいました。

湖の他にも、「Takkakaw Falls」、「ナチュラル・ブリッジ(Natural Bridge)」と呼ばれる滝にも行ってきました。
Takkakaw Fallsは、水が崖の上からすごい勢いで落ちてくる滝です。
細いけど勢いのある滝で、近くでは水しぶきがたくさんかかりました。

滝の近くからは、遠くまで続いている川と、その奥に聳える山を見ることができます。
そしてこれが、「ナチュラル・ブリッジ(Natural Bridge)」。
 
この滝は、長い年月をかけて岩を削り、このような形に完成したそうです。
先程の滝とは対象的に、高さもほとんど無く、滝と言えるかも怪しい程です。


 この旅行で見ただけでも、山や湖だけでなく、滝にもいろいろな種類がありました。
 今回は殆どが写真となってしまいましたが、その様子が少しでも伝わったらと思います。


 学校では、テストの点数はやばいことになっていますが、だんだんクラスには馴染めて来ている気がします。
 今週の土曜日には、私が取っている選択授業の「バンド」で、プロミュージシャンによる特別授業があり、楽しみにしています。
 
 それでは、今回はここまでにさせていただきます。最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

2017年10月13日金曜日

カナダ見聞録#10


 カナダの現地校が始まって、1か月近くが通過しました。今まで投稿できずにいて申し訳ないです。先週、「バンフ」という地域に旅行に行ってきました。その時の様子も後日ブログにしていきたいと思います。


最初の一か月

 この一か月は、長かったような短かったような、とにかく充実した一か月だったと思います。
 今までとは全く違う環境で戸惑うこともありましたが、日本とは違ってあまり緊張感のない、自由な雰囲気の学校なので、私もとてもなじみやすかったのだと思います。初めのうちは教室の場所が分からなかったり、ロッカーのカギがかからなかったりして授業に遅刻することもあったし、宿題のやる内容や締め切りが分からなかったりしました(宿題は基本、授業でやり残したことなどを家でやってきます。問題集などは無いです)。でも、日本みたいに厳しく怒られたりすることはなく、だからと言って遅刻してもいいわけではないですが、その御かげで必要以上に色々な心配もすることはなくなってきました。
 日本の学校のスタイルを否定するつもりは全くないし、日本の学校だって様々な特徴がありますが、私は初めての現地校がこんな学校でよかったと思います。
 学校が始まって一週間ほどで友達ができてきたのも、おそらくその環境のおかげだと思います。その友達とは、毎日一緒にお昼ご飯を食べるし、私の英語が上手じゃないと知っても、沢山話しかけてくれます。分からないことは教えてくれるし、私が間違った英語を使ったら正しい言い方に訂正してくれます。本当にいい友達に恵まれたなぁと、一緒にいるたびに嬉しく思います。


自由で気楽!?

学校には、これといった生活のルールがありません。みんな靴もサンダルだったりブーツだったり、髪飾りやネックレスをつけてきたりしています。昼休みは50分もあり、昼食を食べる場所や時間は決まっていません。スマホやパソコン、タブレットなども家から持ってくることが可能です。また、飛び級の制度もあり、同じ学年だからと言っても同い年とは限りません。私のクラスには、自分よりも身長の低い男子が最低でも5人はいます。初めはびっくりして、どうしたらいいかよく分からなかったけど、今までとは特に変わらない格好で通うようにしています。
 また、ちょっと違う意味の自由になりますが、この学校には選択授業があります。私は、「Band」「Discovery」というものを取っています。「Discovery」は個人的に興味があったから、「Band」はあまり英語が難しくなさそうだったから選びました。「Band」は、日本でいう音楽の授業みたいなものかと思っていたのですが、それこそ吹奏楽部と同じ感じでした。私はアルトサクソフォンをすることになりました。

まさか私がこんな楽器を演奏する日が来るとは夢にも思わなかったのですが、やってみると結構楽しく、ときどき家に持ち帰って練習しています。


でもやっぱり、授業は大変…

とはいえ、すべて英語の授業について行くのはやっぱり大変です。先ほどの「Band」や、「Mathematics」(数学)はそんなに英語が分からなくてもわかるので正直そんなに負担はありません。
 「English Language Alt」という、いわゆる国語のような授業は、やっぱり他の人と同じようにはできないところがほとんどです。昨日の授業では、10分間で決められたテーマについてノートに書けるだけ書く、ということをしました。そのテーマというのが、「人間は死んだら生まれ変わるのか(来世はあるのか)、なぜそう思うのか、もし生まれ変わるのなら何になりたいか」。日本語で書くにも十分難しいテーマです。他にも、英語のなぞなぞのようなものをしたり、家から持ってきた本を読んだり、新しい単語を習ったりします。単語は一日に一つ習い、日本で漢字を習うような感覚だと思います。家から持ってきた本を読む活動は、一週間に一回のペースであります。漫画でも小説でも、どんな本を持ってきてもかまわないので(英語の本でなければいけませんが)、唯一のお楽しみです。
 しかし、いくらお楽しみがあっても難しいものは難しいので、週に一回、英語がネイティブじゃない生徒だけの授業があります。このクラスは5人だけですが、私のクラスにも同じネイティブじゃないイラク出身の人がいます。私たちは理科では隣の席で、書ききれなかったノートを見せてくれたりします。

こんなほっこりする場面も。

 「English Language Alt」の他にも「Science(理科)」や「social studies(歴史や公民)」など、難しい授業はたくさんあります。
 でも、英語の問題以外で、いつになっても克服できないのが、体育。違うクラスと合同で、男女で分かれて行います。今はハンドボールとサッカーをしています。団体競技では、いつもチームの足を引っ張ってしまいますが、それは国が変わっても同じなわけで。最初のうちは、英語はそれなりにわかるのに憂鬱な授業の一つでした。
 ですが今は、そんなに嫌ではありません。1っ週間ほど前の授業で、サッカーコートの端から端までを4人ずつでドルブルする、というメニューがありました。私が、あっちへフラフラこっちへフラフラという感じでボールを追いかけていた時、殆ど話したことがない違うクラスの子が、「頑張れー!」と、日本語で応援してくれたんです。その時は本当にうれしくて、今でも思い出したらニヤニヤしてしまいます。それ以来苦手意識は吹っ飛んでしまいました。
 また、第二外国語としてとっているフランス語の授業で、1~100までの数字を使ったビンゴをやりました。数を読み上げる人は、先生がくじ引きで指名します。その中で、同じクラスの男の子が読み上げる係をやりましたが、上手に読めなくて、中には「聞こえなーい!」と声を荒げる人も(フランス語は読むのがとても難しいです)。そしたら、その読み上げている人が、「僕はフランス語はそんなに上手じゃないんです、すみません。」と英語で言いました。それだけでなんか感動してしまったのですが、周りの人は、「大丈夫だよ!」「ちゃんと分かるよ。」というようなことを、口々に言ってあげていました。


多分なんとかなる!

友達にも恵まれて、優しいクラスメイト達がいて、なんだかんだで楽しい選択授業もあって…。もちろんこれから大変なことはあると思うけど、最高にいいスタートを切れたと思います。あまり深く考えすぎず、この貴重な学校生活を楽しんでいきたいと思います。

2017年9月5日火曜日

カナダ見聞録#9


 9月1日、私たちは今年から通う「McKernan School」のオリエンテーションに行きました。
始め、体育館のようなところで先生方の挨拶などをした後、各教室に行って転校生同士の顔合わせをしました。転校生は全員で何と17人!海外の学校は、1~9年生で一括りと
なっていることが多いですが、6年生までで卒業する学校もあるそうです。だから毎年、この学校の7年生は人数が多いんだそうです。また、この学校は、英語コース、フランス語コース、スペイン語コースの中から得意な言語のコースを選ぶことができるので、とても大きな学校です。学校もとても広くて、科目によって教室も違います。最初のうちはクラスのみんなの後をついて行くことになりそうです。
 因みに、毎日の昼食はお弁当だそうです。これはちょっと予想外でした。他のみんながどんなものを持ってくるのかはよく分かりませんが、スーパーに行くとお弁当にできそうな安売りにされているパンや冷凍食品が目立ちます。食堂室のような所はなく、大抵は外で食べたりするそうです。寒い日や雨の日はどうするんだろう…。
 学校は9月5日から始まります。事前に買っておいた勉強道具などの量が半端ない…。これを何日かに分けて学校に全部持っていきます。鉛筆は指定のもので、24本。消しゴムも大きめのを4個。箱のティッシュも2箱持っていきます。
ペンや色鉛筆だけでなく、微妙に違う種類のノートや、200枚のルーズリーフ用紙が3つ、電卓や辞書も必要でした。

これは、お店に売ってあったロッカーの仕切りです。ここの学校は日本で言う掃除ロッカーのような細長いロッカーを一人ずつ持っています。そこには、細長くてたくさんのものを入れるとぐちゃぐちゃになってしまうので、このような仕切りを使う場合が多いそうです。その他にも、ロッカーを照らすライトや、飾りの磁石などもありました。

それから、この学校には選択授業と言うものがあります。全部で10種類ほどあって、その中から2種類を選びます。一応候補などはありますが、私でもクラスに馴染めそうな授業をなるべく選んでいきたいと思っています。



カナダ見聞録#8のクイズの答え
カナダ見聞録#8のクイズの問題は・・・

トロントは、多文化主義であるカナダを象徴する街で、沢山の外国人が住んでいます。また、トロントは国外で生まれた移民の割合がマイアミ(アメリカのフロリダ州にあります)に次いで2番目に多い地域なんだそうです。
では、トロントにいる外国人の割合は、どのくらいでしょう?
1 4割
2 5割
3 7割

この問題の答えは・・・
2の、5割です!
トロントには、様々な国の人がバランス良く暮らしているのが特徴です。アジア系の人もいれば、アフリカ系、ヨーロッパ系の人もいます。

問題
英語は、世界中で広く使われていますが、英語にも方言があるそうです。下の3つの中で、主にカナダでしか使わない英語はどれでしょう?
1 The Underground(鉄道)
2 washroom(トイレ)
3 Loch(湖)
答えは次回!
それではまた、アデュー!

2017年8月17日木曜日

カナダ見聞録#8~トロント旅行~


お待たせしました!8月5日、私たちはトロントに旅行に行きました。トロントは、オンタリオ州に位置する、カナダ最大の都市です。
 8月5日の夜11時、私たちはタクシーで15分ほどの駅に向かいました。11時59分というとても微妙な時間に、「カナダ鉄道 (VIA Rail Canada) 」という列車で、55時間半かけてトロントに向かいます。


しかし・・・

途中で何か事故でもあったのでしょうか。11時59分遅れに遅れてに来る予定の列車が、やっと駅に到着したのは6日の3時過ぎくらいでした。3時半頃になって、ようやく列車は駅を出ましたが、目的地のトロントに着くまで、すれ違う列車のために何十分も停車したり、減速したり…。8月日の朝9時につくはずの列車がようやくトロントに到着したのは、8月日午後6時でした…。
 こちらは、列車からの景色。
1泊目の朝の写真です。
こういう、平原みたいなところが好きです。

小さめの池や沼などがたくさんありました。
大きめの湖も。
沈む寸前の太陽が撮れました。


列車には展望デッキのようなところがあって、高い位置から景色を見ることができます。

この列車を20回以上は使ているという現地の方によると、たまに水牛やシカが見えることもあるんだとか。

そして、これは列車の中で出る食事。
食堂車にて注文したのは、チキンサンドウィッチ。なんかすごく健康的。
思ったよりの量が多かった…。流石カナダです。

この日の朝ご飯はパンケーキにメープルシロップ。
カナダの人は、サラダやソーセージ、鮭などにも、メープルシロップをかける習慣があるようです。
こうして、ようやくトロントに到着。
トロントには赤い路面電車が走っています。

トロントは、カナダの首都ではありませんが、カナダで一番大きな街。

あちらこちらに高層ビルが立ち並んでいます。
まず私たちは、トロントで有名な建物、「CNタワー」に行ってきました。
高さは553.33m、1976年に電波塔として完成したタワーです。

このタワーには合計4つの展望台があり、トロント全体を見渡すことができます。
近くにはオンタリオ湖という大きな湖が。

よく見たら、このビルの屋上では屋上菜園をしているよう。

高層ビルは、上から見ても圧迫感があるように感じます。

近くには空港もありました。飛行機が離陸しているところを見ることができます。
また、「CNタワー」では、展望台から景色を眺める以外にも、「エッジウォーク」というアトラクションがあります。そこでは、タワー外縁の網の上をハーネスを装着して歩くというかなりスリリングな体験ができます。実際にはしませんでしたが、展望台から実際に人が「エッジウォーク」を体験している様子を見ることができました。

「CNタワー」のほかに、トロントの見どころは食文化です。
トロントと言えば、多文化主義を象徴する地域です。「中華街」「韓国人街」「イタリア人街」「グリークタウン」などでは、より現地のお店に近い、本格的な料理を食べることができます。

ここは「中華街」。看板なども中国語です。
道の名前も、中国語表記。


中華街を歩いていると、こんな食べ物に再会。マンゴスチンという、ベトナムに住んでいたころ、たまに食べていた果物です。

トロントで食べた料理で、一番印象に残っているのがベトナムのフォー(phở)。トロントに来る前から楽しみにしていた料理です。


その他にも、イタリア料理や中華料理などに行きました。
夕食をイタリア料理店で食べました。

日本にある、「てつおじさんのチーズケーキ」というお店もありました。


トロントには、これといった名物料理はありませんが、世界各国の食を楽しめるところが、大きな魅力だと思います。

カナダ見聞録#7のクイズの答え
カナダ見聞録#7の問題は・・・
下の写真は、ある国の48÷9=5あまり3のひっ算です。この写真の①~③で、カナダが使っているひっ算はどれでしょう。




答え
この問題の答えは・・・
・・・③です!
因みに、割り算の記号も国によって違うそうです。日本の場合は「÷」を使いますが、その他のほとんどの国は、「:」や「/」、などを使っているそうです。日本以外で「÷」を使っているのはイギリスとアメリカ。大きな国ですが、この3カ国くらいなんだそうです。
私が参考にしたサイトがこちらです。
http://bit.ly/2vGuP45
http://bit.ly/2i9qce5


問題
トロントは、多文化主義であるカナダを象徴する街で、沢山の外国人が住んでいます。また、トロントは国外で生まれた移民の割合がマイアミ(アメリカのフロリダ州にあります)に次いで2番目に多い地域なんだそうです。
では、トロントにいる外国人の割合は、どのくらいでしょう?
1 4割
2 5割
3 7割
答えは次回!
それではまた。アデュー!